初めまして。Tumaini Nyumbani関西メンバーのMIBOです。
(2つ前の太田のブログで上山と名前が出てきました!それ、私です!笑)
私は小さい頃からおしゃべりが大好きで、少しの人見知りはあったものの、比較的に誰とでも、初対面の人とでも楽しくおしゃべりができる子でした。それは、大人になった今も変わってないかな。よく「コミュ力のある人」とお褒め?の言葉もいただくが、ただ単に「おしゃべりな人」。笑
自分から心を開いて、しゃべりかけると、相手も応えてくれる。もちろん、その場の「空気」は大事!
自分からべらべらべらべら・・・にはならないようにと、一応は心がけてもいる。笑
さて、初めてのブログで何を書こうかなとネタを考えていたときに、ふと「おしゃべり大好きで、豪快にゲラゲラ笑うケニアのママたち」のことが浮かんだ。おしゃべりが大好きな私と、おしゃべりが大好きなケニアのママたちの、「ケニアのおしゃべり」について書いていこうと思う。
ケニアに行くと、いつも豪快に私たち日本人メンバーを出迎えてくれる代表者Winnieとママたち。
15年前、初めてTumaini Nyumabaniのワークキャンプでナイロビを訪れたとき、ママたちはどんな人たちだろう、スワヒリ語でちゃんと会話できるかな?いろんな不安もあったけど・・・ケニア代表Winnieと出会い、East LeighにあるMama Wangareの家に着くと、そんな不安は一瞬で吹っ飛んだ。
もう、マシンガントークで話しかけてくるから、ドキドキしたり、不安を感じたりする間もなく、会話することに必死、必死!笑
一緒に食事をして、一緒にスラムのあちこちにいるママたちの家を訪問し、一緒に部屋で団らんし・・・と、少しずつナイロビでの生活にも慣れてきたときに、ふと感じた。「ママたちのしゃべり好きは、心地良いな」
何を言ってるのかわからないことも多くあったし、疲れてるときに頭をフル回転させて英語とスワヒリ語で会話するのがしんどいときもあったけど・・・なぜか、あの豪快な笑いと話し声を聞いてると、こっちまで楽しくなる。
ある日、何人かのママが集まって、サイザルバッグを編んでいた。サイザルバッグは、Tumaini Nyumbaniの代名詞(と言っても過言ではない?)であり、それを日本のいろんなイベントで販売して活動資金とする、とても大切なもの。
でも、だからと言って、ママたちはただバッグを編んでいるわけではない。
みんなで集まって、おしゃべりしながらバッグを編むことは、ママたちにとってとても意味のあること。
普段の生活のこと、仕事のこと、病気のこと、男性のこと・・・楽しいこともあるけど、ママたちの生活には大変で苦しい部分の方が多い。とりわけ、病気のことは、外に出て誰とでも話せることではない。HIVに感染している、それは、社会では受け入れてもらえず、同じ「人」としての平等な扱いもされず、差別の対象となる。もちろん、仕事にも影響が出る。そんな苦しみと常に隣り合わせにいるママたち。つらくて、悲しくて、悔しくて、涙がとまらないこともあると思う。でも、Tumaini Nyumbaniのママたち同士なら、その苦しさ、心の内をさらけ出し、辛さや苦しさを分かち合える。そして、いつの間にか、その苦しみは笑い声に変わり、笑って元気になって、そして、また前を向いて頑張れる。
こういうとき、内向的でシャイな性格よりも、おしゃべり好きで、人の話もちゃんと聞きつつ、自分の心をオープンにできる性格の方が・・・強い。
楽しくおしゃべりしながら、私も小さなカゴを編みました!しかも、名前の刺繍入り!
(勝手な解釈かもしれないが・・・)ケニアのママたちが、おしゃべり好きな理由がわかる気がする。
たわいもないこと、ただただ「バカ」な話、そんなごく普通のことで大笑いできること。
それって、実はとても幸せなこと。
そして、そんな大笑いを一緒にできる家族や友人、仲間がいることは、もっと幸せなことだと思う。
それは、日本でも、ケニアでも、アメリカでも、インドでも・・・どこでも同じ!
楽しいおしゃべりは、世界共通!!!
Talking fun is something universal!!!
2年前に10年ぶりにケニアを訪れた。ママたちが集まるベースとなる場所が校外に移ったことで、以前のようにママたちの家を訪問したり、みんなで集まったりすることが少し難しくなったかも。でも、厳しい現実からしばし離れて、ママたちが心を休めて、安心できるその場所(ケニア代表Winnieの家)は、ママたちにとって必要不可欠な場所。
次にケニアに行ったら、またみんなで集まって、楽しくおしゃべりしながらサイザルバッグを編みたいな。
きっと「男性」の話で大盛り上がりになること、間違いなし!笑
皆さんもスワヒリ語学んでみませんか♪日本語とよく似ていて親しみやすいですよ~♪
読んで頂きありがとうございました。
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