こんにちは!Tumainiのボランティアをしているあやみと申します。
今日は私がなぜTumainiのボランティアをしているのか活動を支援しているのか、という話をしていきたいと思います。
なかなか、アフリカへの支援って縁遠いことだとみなさんが思うかもしれません。
でも、わたしはみんなが少しずつ他者への思いやりの心の部屋を増やしていけば、社会が確実に変わると信じています。
私は 代表のなおみさんと同じ岐阜県に住んでいます。
岐阜県の恵那市というところです。とても田舎はなんですけれど。
普段は通販…輸入雑貨のネットショッピングの運営をしていたりとか
ブログ運営をしていたり。
元々は有機農家なのではその三つが主になっています。
わたしはいままで3回ほどアフリカへ行ったことがあり、
2回はバックパッカーとして、
1回は海外ワークキャンプ(ボランティア活動)でジンバブエへ行きました。
最後にアフリカへ行ったのが2012年なので、もう8年行っていないことになります。(恋しい)
私がアフリカに興味を持ち始めたのは中学生の時でした。
もちろんいろんなことがあってアフリカに興味が湧いたんですけれども、大きな理由の一つとしては 中学生の時ALT の先生に出会ったことでした。
ALT の先生ーーうちの学校に来ていた ALT の先生ではなかったんですけれど
叔母が学校の先生をしていまして、その学校に来ていた方と出会う機会があったんですね。
その方がたまたまフロリダ州出身の黒人の方だったんです。
私の中では知識としてアメリカ(というか世界中)にはいろんな肌の方がいるって言うのは知っていたんですけれど
田舎に住んでるもので
実際に出会ったことがなくて
同じ世界にいろんな肌の人がいるんだっていう衝撃を受けたというのが、アフリカへの興味の一番の影響かなと思います。
その後ウィアーザワールドの DVD を音楽の授業で見たりとか
あと黒柳徹子さんのトットちゃんとトットちゃんたちという…黒柳徹子さんがユニセフの親善大使をされていた時のエッセイ本を読んだりして
アフリカからの奴隷のこととか、飢餓のこととか、南北問題やらをはじめて知りました。
中学生の時に、それまで全然知らなかったことが、黒人の方に出会ったことでリアルに肌に入ってきて…
アフリカの問題を何とかしなければ!っていう風に思ったのを覚えています。
それまでは絵本作家になりたかったんですが、180度変更して国際協力の専門家になりたい!と思いました。
でその後真高校生になってからも持続可能な社会のあり方であるとかはどうしたら平等な社会になるんだろう
どうしたら戦争のない社会になるんだろうとか一生懸命考えていたんですけれど。
紆余曲折ありましては結局は「農業が解決策だ」っていう風な結論に私の中で至ったんですね…。
シンプルに言えばやっぱりご飯の問題お腹いっぱい食べれないから戦争が起きたりするんだ、ということ。
あるいは環境問題についても、持続可能な農業しないから環境問題が起きて、間伐などの問題が起こって南北問題も起こりやすくなるていうような結論に至りまして。
そんな背景があって今は、いつか有機農業できちんと生計をたてて、アフリカから研修生を呼んで知識を分かち合う活動をしたい!という目標のもと、
子育て中なのでぼちぼちで進めながら…
家でECサイトの運営などをしています。
Tumainiと出会ったのは数年前です。
私はそもそも発端が社会問題を解決する活動がしたい、ということだったので
ずっとSDGsに関わるような活動がしたいと思っていました。
ただ、当時は有機農家も始めたばかりで、アフリカに実際に関わるような活動ってのはしていませんでした。
アフリカには行きましたがなかなか実際にアフリカに向けて活動しようと思うと
当時はスキルもないし、お金もないしで、何もできなかったのです。
そんなようなことで
いつか近い将来、アフリカに関わる仕事ができたらいいなっていう風に思っていたんですが。
知り合いから代表の尚美さんを紹介してもらいまして
私も同じような志があるものの、彼女は実際に活動をしている、私はしていない!ということで
素直にすごいなあ~と思ったのと、わたしもなんか一緒になって支援したらいいじゃん、という気持ちになりました。
単純にがんばってる尚美さんを応援できたらなっていう風にも思いました。
これまでわたしは、スキルもない、資金もないわたしに何ができるんだろうってすごく…ずっと思っていたんですけれど。
最近、私には4年間運営してきたECサイトがある!webで販売するスキルがある!と気づきまして。
販売とかマーケティングは得意なんです。
じゃあ販売してあげることで貢献出来ることっていっぱいあるんじゃないかな?と思ったわけなんですね。
その中でケニア代表のウィニーがお母さんたちを束ねて運営しているサイザルバッグの生産が目に止まりました。
伝統的なケニアの麻を使ったバッグですし
ケニアならではの見た目も美しくて、珍しい柄ですし、とてもいいなあと。
わたしはもともとエキゾチックなものが好きなので
これを販売するようなお手伝いができたらいいんじゃないかなっていう風に思ったんです。
このバッグは実際にケニアのお母さん達が合間を縫って
しかもHIVキャリアという社会的な弱者であるお母さんたちもいる。そんなひとたちが自分でお金を作るっていうことを一生懸命しているということで
すごく胸を打たれました。なんとか応援できないかなと思いながら、サンプルを作ったりしているところです。
うまく日本のニーズに合うようにすればきっとうまくいくと思います。
ケニアのお母さん達は本当にその日賃金がないと今日のご飯がない明日のご飯がないっていう風になってしまいます。
そういう状態ですと次の子供達への教育のお金がないとかということになって
その子供たちは学校に行けずにまたその日暮らし。
女の子だったら性産業に手を出すことも多々あります。
どんどんどんどん、悪循環が生まれてしまいます。
ですのでそんなようなお金の問題をサイザルバッグを売ることでなくしてあげて
お金の使い方を改善すること…その日暮らしではなくて次の未来のためにお金を使うっていう風に変えて
ケニアの未来が良くなっていけばいいなと思います。
それで一人一人できることがある、とタイトルに書いたのは、
わたしも最初はケニアの支援かあ、なにをしたらいいんだろう。とぼんやり思う程度だったのですが
いまこうして深くかかわらせていただいて
確実に自分というものが良い方向に変わっていくのがわかります。
TumainiのブログやFacebookではこれからケニアの現状やお母さんたちの具合などいろいろ厳しい事情が書かれていくと思います。
でもその中で、支援があるおかげで変わることがある。
それをめっちゃリアルタイムでみることができるんです。
じぶんが支援していたら、気になりますよね。
「この子も支援を受けられるようになったんや~」とか「お母さんたち具合良いんや~」とか
じぶんのおかげで良い影響がどこかに及ぼされてるって、とっても稀有なことです。
こんなに人の人生に関われることってなかなかありません。
だから、寄付をしたとしても、じぶんが相手に(ケニアのお母さんたちに)感謝するようになります。
この連鎖が続くと、人生が少しずつ変わっていくと思います。
そんなわけでみなさんも、ぜひTumainiとちょっとでもいいので関わってもらって、
ケニアのお母さんたちを支援してくれたらすごく嬉しいです。
読んで頂きありがとうございました。
継続支援
継続支援をする一時的な支援
寄付をする本の寄付による支援
古本の寄付をするAmazon・楽天による支援
お買い物による支援をする