あやみの南部アフリカトラベル日記

【危険なの?】南部アフリカを女ひとりで旅行した時にした治安対策

南部アフリカを女一人でバックパッキングできるのか

こんにちは、農家と輸入文具ネットショップや情報発信をして生計をたてているあやみです。

私は2008年、2010年、2012年にアフリカへ行きました。
その中でも最も長く旅をしたのが2010年でした。5か月ほど南部アフリカを旅しました。

めっちゃ感動的だった、レソト

私はもともと国際協力に興味があり、助産師の資格をとってボランティアに行こう、と思って看護学校に通っていたのですが、
医療ってちょっと私は違うな、合ってないな、と思って、すぐに辞めてしまいました。
それで、一度アフリカを実際に見てみよう!と思って3週間ほど行ってみたのが2008年。

その話はまた今度にしておいて。
2010年はもう少しお金を貯めて、ケープタウンで語学留学をしてそのあとそのままバックパッキングの旅に出ました。

私は基本的にひとりでいるのがけっこう好きなタイプでしたしアフリカにいっしょに行ってくれる人がいなかったので
一人でバックパッキングをすることにしたんですね。

2010年にわたしが行ったルートはこんな感じ。

ケープタウンで語学学校に行って、それからバスでナミビアへ。
有名な砂漠はスルーして(笑)
北上し、ザンビアへ。ザンビアのカリバ湖へ行き、
マラウイへ入国。
マラウイは縦長の国なので、北上して南下しモザンビークへ。
モザンビークは有名なモザンビーク島と、
ヴィランク―ロと、マプト。
そしてダーバンへ行き、
レソト王国へ行ってから、ヨハネスブルグ。
そして帰国。という感じです。

マラウイ人しか泊ってなかったゲストハウス…

アフリカひとりでテント旅

テントサイトはこんなような綺麗なところが多いです。

南部アフリカは、イギリス領が多く、キャンプサイトが非常に充実しているのと、
テントがあれば宿泊費が安くなる(ゲストハウスの庭にテントを張らせてもらえる)ということで、テントをかついでバックパッキングしていました。

まず、危険な目に遭ったことはなかったのか?ということについて。
これに関しては、テントサイトには必ず高い塀と警備員がいたので、あまり危険を感じることはありませんでした。
どこへ行っても西洋の方が観光客などで泊りに来ているので、危険な雰囲気はとくにありません。

ただ一回、モザンビークのベイラという街でレストラン(海の家みたいな)の軒先、というかただの浜辺みたいなところににキャンプさせてもらったことがあって、そこでは塀がまったくなかったので、
今思うとよくやったな~と思います。

行ってみて思ったのは、案外テントなくても泊まるところはたくさんあるということ。
タクシーで郊外まで行けばゲストハウスや安いホテルはけっこうありました。

予算があれば、困ることはあまりないと思います。
私は予算1日2000円とかで過ごしていたので、あまり選べませんでしたが^^;

一回ひったくりに遭った

これもモザンビークでの出来事ですが、夜ごはんを買いに屋台で買い物をしていたら、
ひったくりに遭いました。
お金を払っているときに、左手で財布(現金だけはいっていた)をもっていて、それをバシーっと盗られました。
財布は空中に泳がせてはいけませんね…

しかもこの時はなんとモザンビーク中のネットワークが切れていて、ATMが一週間ほど死んでいました。
ですので、現金の入った財布がなくなってしまって、どうにもこうにもできなくなってしまいました。

このときはスイス人のバックパッカーと、通りがかったケニア人にカンパしてもらい、なんとか乗り越えました。
みなさんあのときは本当にありがとうございました…!

モザンビーク、島へ移動するときは帆掛け船で

南部アフリカのバックパッキング、移動はどうする?

移動は、基本はミニバスでした。

乗合タクシーです。だいたいがトヨタのハイエースで、そのなかに15人くらい乗っています。
ぎゅうぎゅう詰めです。

国境越えなどの長距離移動はグレイハウンドなど大きなバス会社が安心です。

ミニバスや乗合タクシーで国境越えをしたこともありますが、
バス会社が面倒見てくれるわけではなく、
国境付近につくと「あとはひとりでやってね」とタクシーを下ろされますので、非常に困難を感じました。
国境の役人にわいろを請求されたこともありました。

そんなかんじなので、国境越えはなるべく大きなバス会社がよろしいかと存じます。

ヨハネスブルグは治安は本当に悪いのか

ヨハネスブルグだけでなく、南アフリカ共和国全体が世界一治安が悪いとされていますね。

実際行ってみてどうだったか、というと。

ヨハネスブルグは駅周辺は本当に危険です。昼間から目のうつろな人がいっぱいいて、
で、街のビルのガラスが割れていて、ゴミだらけで、北斗の拳みたいな世界です。

郊外はどうかというと、駅周辺ほどではありません。
でも、強盗などが多発しています。
旅人はあまり感じないかもですが
住んでいる人は、なんども家に強盗が入った話をしていました。

ケープタウンで語学留学したときは、ヨハネスブルグほど危険とは感じませんでしたが
夜は絶対にひとりで歩かないほうがいいですね。
こちらもよく強盗被害が出ていましたし、警備員が銃をよく持っているので、それだけでめちゃ怖いですw
護身用の銃で発砲事件もよく起こります。
夜で歩いてもめちゃくちゃ危険というわけではありませんが、タクシーを使うほうがいいでしょう。

まあでもヨハネスブルグと比べたらマシでしょう。
南米とかと基本的には変わらないと思います。

私がアフリカ旅でやった治安対策

①セキュリティーベルト

私は、モンベルのセキュリティベルト にトラベラーズチェックやパスポートは入れていました。お腹に巻くやつです。
いつでも肌身離さず持てるので安心です。

②トラベラーズチェック

現金やカードは危険なことが多いので、トラベラーズチェックをある程度持っていきました。
ある程度というのは、帰りの旅行券+アルファくらい。最悪これで帰れる。みたいな金額です。

③髪の毛バッサリ&男物の服

効いたかどうかわかりませんが、髪の毛はベリーショートにしました。
男物の上着を着て、移動時はあまり女っぽくならないように気を付けました。
それが功を奏したのか?途中で少年に間違われて女子トイレに入れないこともしばしば。(そんなことある?)
おかげさまでそういった犯罪には巻き込まれませんでした。

④パスポートのコピーや、トラベラーズチェックの写し、現金などの配置をばらけさせる

腹巻(セキュリティーベルト)だけに貴重品をいれてしまうと、万が一セキュリティーベルトを盗られたら元も子もなくなるので
いろいろな写しやカードは、入れ場所を変えました。
靴の裏とか、バックパックの中とか、サブバッグの中とか。

マラウイ湖

はい、こんな感じでアフリカ旅での治安対策を書いてきましたが、
アフリカでのセキュリティー強化はやっておいてやりすぎということはないので、
南アフリカも治安は良くなってきているとはいうものの

気を付けて参りましょう!

では~~!

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