あやみの南部アフリカトラベル日記

南アフリカ・ケープタウンで語学留学した!おすすめのスクール、治安は?

こんにちは、あやみです。

国際ボランティアをしたいな~と思っていた私でしたが、
英語もろくにしゃべれないのではいけない!と思って、以前語学留学しました。

バックパッキングをする前段階として、1か月ほど南アフリカの海辺の町・ケープタウンにいて、
情報集め兼お勉強をしていたんです。

(学校は2週間、あとの2週間はホームステイ先で自学してた)

そんなわけで今日は南アフリカでの語学留学体験について書いていきます。

アフリカでの語学留学って…どうなん!?って思われる方も多いかもしれませんが
南アフリカ共和国ではイギリス領だったこともあり
公用語は英語ですしイギリス人の方も多く発音もかなり綺麗です。

しかも、最大のメリットとしては

「日本人が少ない!」ということが挙げられます。

これは地味に良いんですよね~♩

私はケープタウンで語学留学してよかったなあ~と思っていますよ。

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—ケープタウンの山からの風景。

まず、ケープタウンでの語学留学、おすすめポイント

おすすめポイント1価格が安い
おすすめポイント2英語の発音が綺麗、聞き取りやすい、イギリス英語を学べる
おすすめポイント3日本人が少なく、集中できる

ケープタウンでの語学留学、NOTおすすめポイント

NOTおすすめポイント1治安が悪い
NOTおすすめポイント2アジア人が少ないのでさみしい?
NOTおすすめポイント3遊ぶ場所へのアクセス…

ケープタウンで語学留学したのはCape Studies!

私が入学したのはここ。ここで2週間ほど過ごしました。

Cape Studies

|カリキュラムは?

ここはアットホームな雰囲気ながら、カリキュラムはしっかりしていて、
本気でやる人は夕方までみっちり授業を受けられます。

最初に、入学試験というか、クラス分け試験があります。
しっかり面接もあります。

ここでの筆記試験は、センター試験よりは簡単だったような気がします…(もちろん問題文は英語ですが)
面談はというと、もごもごしてしまってあまり話せませんでした。

しかし、日本人の悪いところで、わたしはうっかり筆記試験が良い点数で…
上中級のクラスに入ってしまいました。

会話はもちろん苦手だった私は、この授業についていくのはけっこうしんどかったです。
途中で、中級クラスに下がれないかな~とか思い、
中級クラスを見に行ったんですが
それはそれで簡単すぎて負荷がかからなそうだったので
とても迷いどころでしたが…

さてカリキュラム。
ケープタウンに来る人は、(どこもそうかもしれませんが)なかば旅行のひとも多くて
午前中(2コマ)だけ授業を受けるコースを選び、午後から海へ遊びに行く、という人も少なくありません。

私は予算の関係で、午後14時くらいまで授業をいれて(3コマ)、あとはフリータイムという毎日でした。

私は、英語の勉強がみっちりしたかったので…
14時までというカリキュラムを組んだのには後悔しました。

友だちができるまで、午後からやることないし汗
友だちができても、どっかお店に行って外食とか、海とか…
なんかあまり生産的ではないしお金をたくさん使ってしまいそう。

予算が合えば、午後までみっちり授業を組むことをおすすめします。

友達つくって毎日海行きたいわ~!って人は、ゆるめのカリキュラムがいいでしょう。

ケープタウン語学留学のおすすめポイント1:価格が安い

ケープタウンの高級住宅地と、海。学校からミニバスで5分くらい?

なんといっても、ケープタウンでの語学留学は、アメリカなどと比べるとやはり安いです。
直接予約した場合は、さらに安くなります。
Cape Studiesは2週間、9-16時のコースだと費用は10万円ほど。
だいたい高くて1週間5万円を学校への支払いとみておけばいいと思います。

ホームステイもあっせんしてもらうことが可能ですし、寮もあります。
私はホームステイをしましたが、1日当たり朝晩の食付きで2-3000円くらいでした。
お昼だけは買って食べましたが、外食も日本よりはやや安いので500円もあればかなり良いかんじで食事できます。

外食しても、遊びに行っても、わりと物価が安いのでありがたい。
バーで1000円あれば2-3杯くらいお酒飲める。(チップは必要)

わたしのホームステイ先には、留学生が5人ほどステイしていました。おこちゃまがいて、和んだ。

ケープタウン語学留学のおすすめポイント2:英語の発音が綺麗、聞き取りやすい、イギリス英語を学べる

クラスのみんなで韓国料理を食べに行った‥‥

Cape Studiesでは、イギリス人講師も多かったです。

南アフリカ英語というか、独特の言い回しはあるものの、(信号機のことをRobotと読んだり)
全体的にはまるっとイギリス英語で、しかも優し気なおおらかな発音という感じでした。

発音の授業もあって、イギリス人講師がみっちりと発音を矯正してくれました。

私は洋楽が好きだったのもありアメリカ訛りな単語が多かったんですが
そのへんを指摘されました。

(べつにアメリカ訛りでもいいんだけど…)

ケープタウンでの語学留学のおかげ?なのか、いまだにYouTubeとか海外のコンテンツを見ていても、
私はアメリカ英語が聞き取りにくいです。

イギリス英語はわりとスッと入ってきます。

ですので、今後の人生にどうやって英語を活かすか、を考えるとどこで留学すべきか見えてくるのではないでしょうか!?

おすすめポイント3:日本人が少なく、集中できる

ドイツ人の子たちと、夜ご飯を食べに行った~

はい、これめちゃ大事!!

どこへ行っても、日本人はいます。

たくさんいます。

日本人同士が留学先で出会うと、どうしても固まってしまい日本語をしゃべりますので
英語が上達しないという問題があります。

しかし、その点ケープタウンはアフリカということもあり
日本人がめちゃくちゃ少ないです。

私が行ったときはわりと居たほうですが
在籍人数70人くらいのうち、日本人は私含め4人。
多かったのは、地理的に近いヨーロッパの方や、ブラジル・コロンビアの方。
韓国の方は10人以上いましたね~
語学留学文化が韓国のほうが浸透してるので。

私は日本人の方とも友達になりましたが、なるべく学校内では日本語はしゃべらないようにしました。

あと仲良くなったのがドイツ人の子と、韓国人の子だったので、休日はその子たちと過ごすことも多く
英語漬けになることができました。

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NOTおすすめポイント1:治安が悪い

ミニバスで移動すると安く上がる

価格が安い理由でもあるんでしょうが…
ケープタウンは、最も犯罪が多いといわれるヨハネスブルグと同じ南アフリカ共和国にあります。

治安が悪い。

お昼はでも物乞いさんがいるのは日常茶飯事。

夜になると、路駐の車の窓ガラスはほぼほぼ割られるし
家のなかへの強盗もよくあるし
ミニバスのなかでの喧嘩もあるし
発砲事件もちらほら…

まあ、アフリカでは珍しいことではないんですが
日本で暮らしていたら、車が当たり前に盗まれるなんてことはないし
夜道を歩いていたら必ず強盗に遭うなんてことはないし。
ケープタウンの日常を考えると、びっくりしちゃいます。

ATM付近やクレジットカードのスキミングにも気を付けないといけません。

クレジットカードは、絶対に店員に渡さずに、自分で端末に差し込む。

まあ、でもね。気を付けていればだいじょうぶです。
夜はひとりで歩かない。
ふたりでも歩かずタクシーを使う。
タクシーは信頼できる人を呼ぶ(昼間に乗って信頼できそうだった運転手の名刺をもらって、夜に電話して呼んだりとか)。
ATMでは、まわりをチェックして暗証番号を見られないようにする。
怪しい人と友達にならないw

そんな感じ。

気を付けてさえいれば、平和な街です。

NOTおすすめポイント2:アジア人が少ないのでさみしい?

毎週金曜日はBraai(ブラーイ)といって、バーベキューを学校の庭でやる。楽しい!

メリットでもデメリットでもありますが、アジア人が少ないのでさみしいということもあります。

こういう多様性のある学校にいくと感じるのは、なんだかんだいってアジア人ってアジア人同士で通じ合えるなにかがやはりあるということ…

たとえば韓国のかたは日本人同様、お辞儀をしますし、年上の人には尊敬の念を必ず表します。
「お餞別」の文化もあります。

ヨーロッパ人が多い学校だからこそ、アジア人に出会うとちょっとラクになるのです。

でも、アジア人同士で英語をしゃべっていても
実は上達を遅らせることになります。

なぜかというと、アジア人同士の発音は聞き取りやすいから…

アジア英語とでも言いましょうか、カタカナ英語でも通じてしまう。
(韓国だと外来語の発音とかまったく一緒だし…)

本来はネイティブと会話するのが上達の近道なので、
アジア人が少ないのは、さみしいことではありますが
メリットも大きいようです。

ちなみにケープタウンではブラジルからの留学生がダントツで多かったですが
ブラジル人もブラジル人同士で固まってしまい
まったく上達してませんでした(;^ω^)

そしてCape Studiesの寮はほとんどがブラジル人で埋め尽くされており、毎晩カーニバルが繰り広げられるので
日本人は居づらいかもしれません…

NOTおすすめポイント3:遊ぶ場所へのアクセスが困る

さてさて、ケープタウンでは移動手段というと
ミニバスか電車、タクシー、あるいはレンタカー となります。

電車はあまり発達しておらず、観光だと喜望峰方面だけに伸びていく路線がありますが
なかなか治安が悪いw

ミニバスは、安いけどこれまた治安が悪いし、乗り方が複雑。ということがあります。
ヒッチハイク的に呼び止めなければなりません。

降りるちょっと前に「おりまーす!!!」って大きな声で言わないといけないのが
ちょっと恥ずかしい。

タクシーは一番安全です。

喜望峰や、ワイナリー巡りなど行きたいところがあれば、ひとまずは市街地からツアーで参加するのが一番楽でしょう。

ケープタウンの電車で思い出されることがあります‥‥。

ドイツ人の友達と、電車で喜望峰方面へ遊びに行きました。

電車は、町の人がふつうに通勤などで使う生活の足なので
安くていいのですが、とても混雑しています。
そして、物乞いの人たちが車両を行き来しています。

帰りはなんとか座席に座れたのですが、
座席の後ろの席に4人組の女性が乗っていました。

そして4人組の女性たちは、アフリカの歌を歌い始め‥
それがすばらしい4重奏になり、アフリカらしいパワフルな歌声が
車両じゅうに響き渡りました。

わたしは、「アフリカだな~、いいな~」なんて、その歌声を聞きながら
伸びやかな彼女たちを見ていました。

ふとドイツ人の子に目を向けると…

めちゃくちゃ怒ってる~~~~!!!!

わたし:「ど、どした?」

ドイツ人の子:「ありえない。電車でこんな大声で歌うなんて。マナー違反すぎる。うるさい。黙れ。」

と、目をひんむいて怒っているのです…!

さすがルールが大事なドイツ人です…!

これにはびっくりしました。感じ方のお国柄の違いに驚いた懐かしいエピソードです。

私の英語は、ケープタウンでの語学留学で上達したのか!

世界遺産ロベン島にも行ったよ

結論から言うと、ある程度は上達した!と思います。

この後、わたしはバックパッキングに出かけましたが、そこで英語で困ったことはありませんでした。

しかしひとつ後悔することがあるなら、

・もっとストイックに英語漬けになればよかった

ということ。

2-3コマしか授業をとっていなかったので、どうしても午後は日本人とアジア人と会話をする。
そうすると英語を使う機会が減るし、精神的にも追い込めない。

次にケープタウンでの語学留学をするなら、9時から16時までがっつり勉強して、
さらにマンツーマンレッスンも付けたい。

ホームステイだったのはとても良かったと思います。
アジア人同士で固まってフラットをシェアしている人も多かったけど、毎晩アジア人同士で過ごすのは上達を阻みます。

あと、土日って絶妙で、ホームステイ先にずっといるのもいやだし、
かといって日本人同士で遊ぶのも…
って感じ。

もしできることなら、土日どちらかはマンツーマンレッスンしてくれる講師を探してもいいかも!

あと、留学期間ですが私は学校へは2週間のみ通いました。
欲を言えば6週間くらいあると、かなり上達しそう!

授業みっちりやらないと、どんなに長くいても、上達しない気がするけどね。

ここで学んだ英語、今後もTumainiでの活動に活かしていけるといいなと思います!
はやくケニアに行きたいなあ~~

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