ウィニーからの新年の挨拶
あけましておめでとうございます!
2020年はTumainiを継続的に支えてくれてありがとうございます。2021年、神の名にかけていい一年になるでしょう。繁栄の1年であり、成功の1年であり、祝福の1年であり、希望の1年でありますように。
2020年はコロナ禍でとてもしんどく、大変な一年でした。クリスマスはストレスでいっぱいでした。
1月の食糧支援、とてもお母さんたちは嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。
長期間不正出血に悩まされていて、何か他に治療方法がないか探しています。つい最近かかった医者からの薬は少し効いている気がします。
1日1回のナプキンしか使わずに済んでいるから。でもその薬を止めると服を汚してしまうほどに出血は酷いです。
マーザは元気です。大きくなってきました。とても優しく家事を良く手伝ってくれます。
成績もよく、通知表でいい通知をもらえるのではと楽しみです。ラティファやケン、エリザのような問題もないので、Tumainiの希望の子どもです。
彼女は周りをやる気にさせてくれます。いい調子で育ってくれたらと祈っています。
一月から元気に学校に通うことができます。
ラティファが家出して、自己流で中絶し、不正出血をして帰ってきた時のことを思い返します。もし私が彼女を引きとめていられたなら、、そんなふうに思ってしまいますが、自分のことを励ますようにしています。
ケンは良くなりました。でも、まだしっかりした大人からの指導が必要です。家での環境はとても良くない状態です。ケンのお父さんは病院に入院し、とても具合が悪いです。
誰にも自分のことを相談できる人がいないので、どうしたらいいか分からないこともあると思います。
月に1~2回訪れていますが、それでは不十分で、こうした子どもには、あなたは大丈夫だよと一貫して元気づけることが必要です。
彼は一緒にいて話を聞いてくれる人が必要なのだと思う。
ケンは姉のエリザのようにどこかに行ってしまうような感じではないから、彼にはまだ希望があるけれど、両親から受ける愛情はないのです。お父さんが彼らを無視してしまったから。
もしお父さんが彼らのことをよく見てくれたら、子どもたちももっと良くなるだろう。そしてお父さんは今エイズを発症している。子供たちをちゃんと見ていたなら、エリザとケンからもっと孝行されていたはずだ。
でも今彼らのお父さんは子どもを大切にせず、今とても弱っている。
エリザとケンのお母さんがエイズで亡くなってから、このお父さんは「自分はエイズじゃない」と検査するのを断り、その結果今エイズを発症し、大変な状態で病院にいる。
エリザとケンが、うつになるまで彼らとちゃんと関われずにいた。エリザとケンは生活をどうにもできないもどかしさから精神疾患を患って苦しんでいる。
エリザとケンをサポートするはずのそのお父さんは子どもたちを追い出し、エリザの服も全部燃やしてしまうなんて酷いこともし、今現実が彼を襲っているのだ。
時に両親がとても子どもに対して無責任になることは本当に運が悪いことだし、その後子供に与える影響が分からない。
いつまでも元気でいられるなんてことがないのも忘れてしまっているのです。いつか老いるのに、励ますべき子どもを無視し続け…
エリザとケンのお父さんはその運命を本当にすぐに知ってしまった。
ARVの治療を受け入れてくれるといいなと思うし、子どもたちのことも勿論受け入れてくれたらいいなと思う。まだ生きているのだから、子どもたちと仲良くなれる希望があると思う。
HIV陽性者であるママワンガレさんは関節痛と頭痛に悩まされています。鶏を飼ったりして、充実した生活を送ろうとしています。
彼女の関節は弱っていますが、ハーバルメディケーションが副作用を和らげてくれるので元気でいられるみたいです。これを飲むと気分がとてもいいと。
ママワンガレさんが飲んでいるARVはとても身体に活性酸素を発生させるのでARVを飲むときはたくさん水分を取ってと言われています。
最近は彼女はコロナが流行っているので外出しにくいので、病院までARVを取りに行けず、私(子どものウィニー)が代わりに取りに行きます。
なので彼女は病院に行ってくれる誰かを必要としています。HIV陽性のお母さんたちには特に危険です。
ママジャキーさんは12月は特に調子が悪かったです。村でたくさんの人が集まったお葬式に行ってから…。その時から具合が悪くなり、ベッドから起き上がれなくなるくらいです。
誰かが彼女のために料理してあげないといけません。免疫が通常まで戻ってくるといいなと思います。でも彼女はきっとよくなることを想っています。
ママベロさんはママワンガレさんをずっと助けてくれていました。何かしたい時いろいろ手伝ってくれました。今彼女はビジネスができていて、前よりいい状態です。
家賃が払えなくて追い出されていたのですが、払えるようになりました。Tumainiにとても感謝しています。彼女はコロナのために仕事を失いましたが、人生ですることがある状態になりました。彼女は良くなりました。
Tumainiからの支援でキリニャガから食料を安く仕入れ、始めはその食べ物を売る仕事をしていましたが、彼女は服が好きなので、クリスマスにみんなが服を買ってあげる需要があったので古着を売る仕事に切り替え、生計を立てることができています。
ママレイモンドさんは高血圧のため、背中がずっと痛いようです。
でもコロナのせいで簡単に彼女に会いに行けません。特に彼女は家族でコロナの患者と接触してしまったから。
孤児のンジュグナを世話してくれているアンティンジュグナも一生懸命です。服を売るビジネス…冗談でもなんでもなく深刻です。
ンジュグナもバイクの仕事でまだ頑張っています。
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以上、ウィニーからの報告でした。
コロナで大変な中でも、頑張っていたり、助け合ったりしている様子が感じられます。
最近Twitterで
#二回目の現金一律給付を求めます
というハッシュタグが流行っていますが、日本人は困ったとき、政府に頼る傾向がありますね。(そんなに政治に普段から関心があるわけでもないのに、こういう時だけ頼りますね^_^; )
ケニアの間では困ったときは友達やコミュニティでなんとかしようとします。
何がいいということではないのですが、政府は政策を、実行に移すまでに長い時間を費やします。
その間に救える力が民間にあるかもしれません。緊急時こそ思いやりを発揮して、安全に困っている店を巡って応援したいものだなぁと思います。
また、ケニアの貧困家庭においては、人々は水や電気が私たち日本人のように自由に使えるわけではない中、本当に必死で今日明日を生き延びようとしています。
インフラや社会保障が整っている中、仕事も行けて生きている私たち。貯蓄もそれなりにあり、#二回目の現金給付を!!と言うほどでもないけど・・・という人も多いのでは。
世界の裏側で、今日明日を生きるのに一生懸命な人たちを応援して頂けたら嬉しく思います。
Tumainiでは、HIV陽性者のお母さんや孤児支援をしていくために、
現地代表であるウィニーと連携して、活動しています。
そのための資金の寄付を募っています。
寄付をいただいたお金は、
・孤児たちへの日々の食費
・HIV陽性者のお母さんたちへの薬やサプリメント代
・孤児やHIVのお母さんたちへの緊急支援
・団体活動費
などに使わせていただきます。
継続支援といって、毎月おなじ金額を引き落とすプランが
いま、一番必要な支援です。
▼継続支援のページはこちら
いっぽう、
「臨時収入があったのでひとまずすぐに寄付したい」というお声もいただきます。
そんな単発・一時的なご支援も大変ありがたいです。
寄付先はこちらです。どうぞよろしくお願いいたします。
銀行名:セブン銀行
支店名:チューリップ支店
口座番号:普通 1106345
名義:カメガイナオミ
スタッフ一同、ご協力に心より感謝申し上げます!
代表亀谷のTwitterにて、Tumainiの活動を発信しています。
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